フォンニャのウナギ料理は、単なる食事を超えたひとつの芸術です。熟練の技と食への情熱を持つ地元の人々によって、訪れる人々を唸らせる絶品料理へと昇華されます。フォンニャを訪れた際に絶対に味わいたい代表的な料理をご紹介します。
ウナギの塩唐辛子炭火焼き
丁寧に下処理したウナギを、塩、唐辛子、ライムリーフ、レモングラスでしっかりと味付けし、真っ赤に熾きた炭火で焼き上げます。外側の皮はパリッと香ばしく焼き上がり、中はふっくらと甘みのある白い身が広がります。一口頬張れば、唐辛子の刺激的な辛さとライムリーフの爽やかな酸味、そしてウナギの上品な脂の旨みが絶妙に調和します。生野菜を添え、青唐辛子塩につけて食べることで、完璧な味のバランスが完成します。
ウナギと青バナナの煮込み
ウナギと青バナナの煮込みは、ウナギの脂の旨みと青バナナのほのかな渋み・ホクホク感が織りなすユニークな逸品です。下処理したウナギにターメリック、胡椒、ネギ、ニンニクで下味をつけ、スライスした青バナナとともに弱火でじっくり煮込みます。鍋が沸き立つと魅惑的な香りが立ち込め、鮮やかなウコンの黄色が食欲をそそります。調味料がしっかり染み込んだ身は柔らかくも崩れず、バナナの風味と合わさって、素朴ながらも深みのある郷土の味を生み出します。
写真:ウナギと青バナナ・豆腐の煮込み ウナギの発酵米(メー)しゃぶしゃぶ
爽やかな酸味がお好みなら、発酵米(メー)を使ったウナギのしゃぶしゃぶ鍋が最適です。発酵米、トマト、香草から取ったスープは、まろやかな酸味と豊かな香りを醸し出します。新鮮なウナギの切り身をさっとくぐらせることで、素材本来の甘みを余すところなく味わえます。ブン(米麺)や新鮮な野菜、ピリ辛の魚醤(ヌックマム)とともにいただけば、大満足の食事となるでしょう。
ウナギと発酵タケノコのスープ
フォンニャの山間地域の名物である発酵タケノコ(マンチュア)とウナギの組み合わせは、まさに山林の息吹を感じさせる一品です。タケノコのほのかな酸味、ウナギのすっきりとした甘み、唐辛子の辛さ、そしてタデ(ラウザム)の爽やかな香りが一体となり、思わずもう一口スープをすくい上げたくなる美味しさです。
写真:多彩な絶品料理に調理されるウナギ