バイディン寺は、ニンビン省ザヴィエン県ザシン社に位置し、ニンビン市中心部から約15km、ハノイからは約100kmの距離にあります。この広大な霊場は、古代寺院の古バイディン寺と壮大な規模の新寺院エリアで構成されており、ベトナムおよび東南アジア最大級の仏教センターの一つとされています。その中でもひときわ目を引くバオティエン塔は、新寺院エリアの西側、国際会議場の正面に堂々とそびえ立っています。大乗仏教の建築様式に基づいて建立されたこの塔は、ベトナム・李(リー)朝時代の様式にインドやアジアの仏教建築の影響が見事に融合しています。
基壇部は周囲約24〜30mの強固な六角形となっており、バッチャン焼きのレンガで覆われ、雲や波、蓮の花びらなどの精緻な文様が施されています。高さ約100m、全13階建ての構造で、内部には観光・参拝用の階段と最新のエレベーターが完備されています。塔の周囲には無数の小さな石仏が並び、広大なバイディン寺境内に厳かで神聖な雰囲気を醸し出しています。深い精神的意義を持つだけでなく、建築物としても圧巻の美しさを誇り、ニンビンを訪れる多くの旅行者や仏教徒を魅了しています。



