ホアンフック寺を訪れた際には、緑豊かな境内を散策し、伝統的な建築美を鑑賞したり、本堂で線香を手向けたり、蓮池のほとりで瞑想を行ったりすることができます。巡礼では仏舎利の前で祈りを捧げ、僧侶の説法に耳を傾けるのが一般的です。旧暦12月に開催される毎年恒例の祭礼では、お水汲みの儀式、灯籠流し、仏教儀式に加え、綱引き、レスリング、人間将棋、バイチョイ(伝統民謡カードゲーム)などの伝統的な民俗遊戯が行われ、活気ある文化体験が楽しめます。これは歴史に触れ、心の安らぎを見出す素晴らしい機会となります。
写真:寺院の僧侶たち旧暦の元日に寺院を訪れる人々は、静かにおみくじを引いて縁起の良い言葉が書かれたお年玉袋(お札)を受け取ったり、願いの木に赤い布を結びつけて天に心からの願いを届けたりします。そよ風が吹き抜けるたび、赤い布が揺れる様子はまるで遠くへと羽ばたく願いのようで、実り多き新年への希望を感じさせてくれます。
年始だけでなく、クアンビンの人々にとって旧暦1月15日(元宵節)も寺院へ参拝する大切な日です。これは単に福を祈るだけでなく、これまでの日々に感謝し、過去を振り返りながら前向きな未来を見つめる特別なひとときでもあります。その時期のホアンフック寺は普段より多くの参拝客で賑わいますが、騒がしさや喧騒はなく、山林や大自然の息吹のように清らかで静かな佇まいを保ち続けています。
写真:赤い布に願い事を書く場所