カイディン帝陵の最初のエリアに足を踏み入れると、まず迎えてくれるのが正門へと続く37段の石段です。この建造物は東西文化が見事に融合した特徴を持っています。鉄筋コンクリートで造られていながらもベトナム伝統の三関門の精神を継承し、さらに西洋建築の意匠やインド様式の塔柱を取り入れることで、唯一無二の美しさを創り出しています。
門の両脇には龍、鳳凰、雲の文様が精巧に刻まれた巨大な石柱がそびえ立ち、陵墓全体の威厳と風格を高めています。ここに立つと、何百もの石段が丘の頂へと連なる神道軸を一望でき、見事に立体成型された龍のレリーフが圧倒的な存在感を放ちます。三関門は建築的な価値だけでなく、カイディン帝陵における最高のフォトスポットの一つでもあります。早朝や夕暮れ時、柔らかな陽光がアーチを通り抜けて歴史ある石段を照らすとき、その光景はより一層荘厳で風情にあふれ、見る人を魅了します。



