フーコック国立公園はフーコック島の北東部に位置し、バイ・トム社、クア・ズオン社、ハムニン社(キエンザン省フーコック市)にまたがっています。島全体の約3分の2に相当する31,400ヘクタール以上の面積を誇り、ベトナム南部最大の熱帯原生林であり、ユネスコに認定された「キエンザン生物圏保護区」の一部でもあります。
国立公園は、森林生態系の持続可能な保護と発展を目的として、主に3つの機能エリアに区分されています。
- 厳正保護区域:保安林および希少動植物の保護。
- 生態系回復区域:自然生態系の再生と維持。
- サービス・エコツーリズム区域:観光、研究活動、自然体験のためのエリア。
園内の生態系は極めて豊かで、フタバガキ(Dầu)、サオ(Sao)、チョーチー(Chò chỉ)などの高級木材を含む900種以上の植物のほか、サル、リス、野鳥、固有種のランなど多種多様な野生生物が生息しています。さらに、フーコック国立公園はチャン渓流(Suối Tranh)、ダーバーン渓流(Suối Đá Bàn)、ダーゴン渓流(Suối Đá Ngọn)といった清らかな天然の渓流でも知られており、トレッキング、水浴び、原生林でのピクニックを組み合わせて楽しむのに理想的な環境が整っています。



